2011年04月13日

桜のお寺巡り 藤枝市清水寺と見返り不動尊

国道1号線バイパス 谷稲葉インターより車を走らせ、
綺麗な道路とサッカー場を過ぎると、
そこは美しい自然と山道。
車で登ると、5分ほどで

静岡県藤枝市 音羽山清水寺があります。



725年に、行基により開山された真言宗の古刹です。
駿河三十三観音霊場」の一番札所でもあります。



本尊は、秘仏千手観音

そして、このお寺にはもう一体、千手観音像懸仏がいらっしゃいます。
像高18センチ、鋳銅製の本尊、光背、鏡板からなる懸仏であり、
もともとは、天台宗との関係が深いこのお寺の山尊権現のご神体として、寺内の社に祀られていたそうです。こちらも秘仏となっており、ご開帳の予定はいまのところ無いそうです。



光背に銘文があり、
1262年大井川の災害から、復興を祈る為に造立したと書かれているそうです。

今も昔もこうして、復興を祈る気持ちは同じなんですねface06
今、この仏様に出会うこと(実際は会えませんでしたが)は私にとって、とても意味のあることだと感じます。
願う気持ち、大切にする気持ち等々、ずっとずっと続けて大事にしていこうと思います。
face06

それにしても桜とお寺は合いますなあface13

自然とともに、ダブルで癒される。

にっこり笑顔の大黒様emoji15スマイルスマイル

表情豊かな三十三観音様face06


山門も自然に溶け込んでどっしり素敵emoji52

素敵icon06このどや顔萌face23

山門からは、藤枝市内が見えます。
自然と桜が額縁です。綺麗icon06


そして、山道を少し下ります。ウオーキングコースのようですemoji50


清水寺の見返り不動尊

清水寺の拝観の後、一度通り過ぎて、振り返りながら願をかけると願い事が必ず叶うとのことです。
勢いがあって、かっこいいicon06
弁髪も、表情も、未来から来られている感じがします。
こんな、表情で怒られてみたいface17



縄がはられている為、よく拝見できるところを探す。
と、木の陰からよく拝見できるスポット発見ですface21
星ひゅうまのお姉さん的ポジションから、じーっと見つめるicon12




藤枝市 音羽山清水寺 美しいお寺です。
そして、自然に溶け込んで、力強いパワーを感じます。

駐車場までの道のりで、地元の方が、「猪が獲れた。」と話していた。
でるの?」
自然すぎる。
足早に車に乗る。小心者な私でしたface19


音羽山 清水寺 静岡県藤枝市原6-1

★毎年2月の第三日曜日を中心に、縁日が開かれます。
県下三大縁日のひとつとされています。
トイレのの神様のお札や厄除饅頭、達磨が販売されます。  


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2011年04月08日

【静岡見仏ツアー3】小森山 泉秀寺

静岡見物ツアー、最後に訪れたのは
、静岡駅からバスで10分ほどの場所にある
曹洞宗 小森山 泉秀寺

本尊 聖観世音菩薩とする
こちらの御寺には 木喰上人が駿河入りされてから、静岡で最期に掘ったとされる
木喰仏様が2体安置されています。



(右)子安観世音菩薩立像    一木造 寛政12年8月22日 高さ91㎝
(左)大福大黒天立像      一木造 寛政12年8月23日 高89㎝

ガラスの厨子に大切に安置されている木喰仏様

厨子を開けていただくと、やさしいにっこり顔face02

face05
安心した気持ちになります。
まわりを見渡してみると、ツアーに参加されている皆さんも笑顔、案内してくださたお寺の方も笑顔
face02
あたたかい空気が流れていました。

木喰仏は、一切細工などせずに、そのままの状態で
大切にされてきたとのことです。
材質は裏山の楠であり、木のたくましさが仏様と一体となっているように感じました。

お寺の方のお心遣いで本堂内をご案内いただきました。

とても綺麗で立派な御寺さんです。

誕生釈迦仏。甘茶をかけさせていただきましたicon12







お寺を案内をしてくださった方に

帰り際に「来てくださってありがとう。仏様もパワーをいただきました。また来てくださいね。」
とおっしゃっていただきました。

こちらこそ、いろいろご案内いただいたり、お心遣いをしていただき感謝の気持ちでいっぱいでした。face06
とてもありがたいお言葉でした。暖かい気持ちになりました。

今回初めて参加させていただいた、静岡見仏ツアー 本当に素敵な時間を過ごしました。

参加者の方、お寺の方 素敵な人との出会いが一層楽しいツアーにしてくれたのだなと思います。

また参加させていただきたいと思います。

















  


Posted by niconicori at 13:33Comments(0)お寺巡り 静岡県中部

2011年04月06日

【静岡見仏ツアー2】 新光明寺別院

静岡駅から徒歩5分
ビルの七階に新光明寺別院
街中にあるとは思えない、静寂と癒しの空間があります。



新光明寺は、戦国時代には今川氏が盛り立てた大きなお寺だったそうですが、
現在は、足久保に移転。
本来お寺があったこの場所に別院を残したそうです。


阿弥陀如来



住職様が、法話をお聞かせくださいました。
こちらの阿弥陀様は、肉付けのよさ、表情から快慶作と伝えられているとのこと。
この、たくましい阿弥陀様。若い頃の快慶の作品ではないかと考えられているそうです。

鎌倉時代のヒノキ材一木割矧造であり、住職さんは、神木信仰のお話もされていて印象的でした。
こちらの阿弥陀様は自然の姿(木)を使った仏像であり、仏様を拝み、木を拝むことでもある。
うまく言葉にできませんが、木の美しさが、またこの阿弥陀様の美しさでもあるのだと感じました。


阿弥陀様は見る角度によってびっくりするほど表情がかわります。
向かって左からは、やさしい表情。
向かって右からは、けわしい表情。に感じます。



住職様のお話で、印相(手指の形)についても触れられていました。
基本的に阿弥陀様が結ぶ、来迎印とは、親指と人差し指をつけるものだが、
こちらの阿弥陀様は親指と中指をつけている。

仏教における克服すべき煩悩、三毒 (とん むさぼる欲)・(じん 怒り)・(ち 愚痴)のうちの瞋(じん 怒り)を指しているのではないかとお話されていました。

心を落ち着かせたい時、こちらの阿弥陀様にお逢いするとよいかもしれませんface06

お顔が凛々しくて、いつまでも対面していたい気持ちになります。
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素敵な台座


また、拝観に伺いたいと思いますface01


静岡見仏ツアー →つづく










  


Posted by niconicori at 12:09Comments(0)お寺巡り 静岡県中部

2011年04月05日

【静岡見仏ツアー1】 宝台院

静岡見仏ツアーに参加させていただきました。

ツイッターで企画を知り、仏像初心者の私にははじめての
オフ会参加でしたが、皆様どなたも、素敵で奥ゆかしい方々で、
勉強になり、とても楽しい見仏ツアーとなりました。

参加者は、なんと17名(うち静岡県民は2名という)face08

この企画を立ててくれた幹事様や皆様に感謝ですicon12
ツイッターやっててよかった~。

私は静岡からの合流です。

まずは、待月桜で静岡名物とろろを食します。

「まりこ宿」を注文
ご飯おかわり自由に反応face25
仏像話などに花が咲き、楽しいひとときでした。



そして、静岡駅から歩いて10分ほどの場所にある

浄土宗 宝台院

永正4年(1507)、大本山鎌倉光明寺九世観誉祐崇上人により開創されたお寺で、
徳川家康の側室であり、徳川秀忠の母でもある、お愛の方(西郷の局)の菩提寺です。

徳川家康は、お愛の方の17回忌を盛大に行い、このお寺を盛り立てました。

本堂など、静岡大火災や空襲で焼失し、新たに建てられた近代的な建物ですが、
なんだか家康の愛を感じるお寺です。【妄想】

阿弥陀如来立像

白本尊と呼ばれており、家康の守本尊
白本尊と呼ばれる由来は、金箔の下に白い胡粉が使われていたからだとのこと。
快慶作と言われています。



若々しい、お顔立ちをしています。
この阿弥陀如来様は戦いにも、持ち運ばれたそうです。
戦国時代の武将達は、強い信念があったと言えども、
戦うことには大変な精神力が必要であったと思います。
仏像に対する家康の思いが、伝わってきたように感じました。

寺内を散策。

お愛の方とお江の方の位牌が並んで安置されておりました。

また、家康の肖像画、お愛の方の肖像画、徳川慶喜にゆかりのあるもの、きのこの化石emoji04
展示されていました。

いたるところに、書が、飾られていました。


美しい天女の画


木魚に反応face20


考えてみると、4月3日は、静岡さくら祭りが行われる予定でした。

静岡さくら祭りは、大御所家康がお花見に行くことに由来したお祭りです。

今年は、さくら祭りは中止ではありましたが、こうやって家康が愛したお愛の方の菩提寺をたずねる
ことで、大御所さまのお花見の代わりをした気分になりました。

お愛の方のお墓には、美しい桜が咲いていました
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静岡見物ツアー つづく→













  


Posted by niconicori at 12:27Comments(0)お寺巡り 静岡県中部

2011年03月28日

二組の五智如来様

静岡県焼津インターから車で20分ほど走ると、
東海道五十三次21番目の宿 岡部宿に 五智如来公園はあり、町指定文化財石仏の五智如来様がいらっしゃいます。



五知如来とは、密教の五智をそなえた如来様のことです。
(如来とは、悟りをひらいた仏像です)

五つの智恵とは、基本的に

         法界体性智(宇宙の真理を現す知慧)・・・大日如来        
         
         大円鏡智(ありとあらゆるものを鏡す知慧) ・・・阿閦如来  
        
         平等智(あらゆる機会平等の知慧)・・・宝生如来    
        
         妙観察智(正しい観察の知慧)・・・阿弥陀如来   
        
         成所作智(成就を目指す智慧)・・・不空成就如来



こちらの五智如来様は、誓願寺というお寺に安置されていましたが、寺が移転の為
現在の場所に移されたとのこと。

こんな伝説がありますface06

宝永2年、田中城主内藤豊前守弐信にうまく話のできないお姫さまがいました。
殿方と奥方の悩みとなっており、静岡の宝台院の徳川の奥方に相談すると、
「岡部にある誓願寺の本尊の阿弥陀如来にお願いするとよい」と教えてくれました。
早速奥方は家老とともに、寺で願を立て願い続け、満願の日、お姫様は自由に
話ができるようになったのだそうです。

そしてこのお殿様はお寺に田畑を、家老(脇田次郎左衛門正明)は、
五智如来を寄進したそうです。

五智如来様は大きくてどっしり!
貫禄あり!



右から順番に 

阿弥陀如来、釈迦如来(不空成就如来ではない)、大日如来、阿閦如来、宝生如来



ほのぼのicon01





やさしいお顔ですface05
目が合った気がするface01





ん?後ろに・・・?



なんと、後ろにもう一組、五智如来様が・・・face08

前にある五智如来より小さめですが かなりの貫禄

観光案内所の方に尋ねてみると、

「うしろの五智如来さまが本物だよ~」

とのこと、前にあるのは、明治時代に、鬼島の森川重蔵さんと静岡市の藤田権三郎さんが地元三輪の石で
造ったものだとのこと。



なぜ、昔からの如来様を後ろに?

なんで小さい方が後ろ?

しかし

そんなこと全然気にすることなく、後ろの如来様も
とっても品格がある趣。

皆仲良く建物で暮らしている感じがしました。

(忘れていた何かを思い出させてくれた感じemoji49

五智如来様の後ろに五智如来手ぬぐいの販売の看板がありました。


!!!欲しい!!


向かいのお蕎麦屋さんで即購入しました。
岡部の商店何件かで購入できるそうです。






かわいいicon06

五智如来公園は
岡部宿の素敵な雰囲気が漂う公園です。



観光案内所の方がとても親切な方で
岡部の仏像について、いろいろ教えてくれました。

パンフレットをいただいたのですが、
岡部も素晴らしい仏像が沢山!
icon06

また、ゆっくり、仏像巡りしようと思います。

五智如来公園

http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-510/okabesyukunokouen.html



















  


Posted by niconicori at 22:51Comments(2)お寺巡り 静岡県中部

2011年03月24日

東海一綺麗なお寺と言われる 宝泰寺 元気をくれるわらべ地蔵

静岡駅から歩いて5分、街中にある美しいお寺
臨済宗 宝泰寺


駿府城下町に有る由緒ある宝泰寺かっては二十八の末寺を有し、現在のJR静岡駅も含む
広さでした。一時衰退しましたが、
南北朝時代、無文元選禅師が再建したとのこと。
時が経ち荒廃。戦国時代、雪峰禅師が再興したと伝えられています。

徳川家康大御所時代には
朝鮮との友好の際、朝鮮通信史が駿府に来た際
接待したお寺
琉球王朝の使者の宿泊にも利用されたとのことです。

それにしても、お庭が綺麗で美しい。



周りはビルなのに、静かで落ち着いたお庭です。
face05

本尊は 釈迦如来、脇侍 大勢至菩薩、写経観音

そしてお庭には、
静岡県藤枝市出身.在住の石彫家
杉村孝さん作のわらべ地蔵が沢山。

表情豊かで、かわいくて、
癒されますicon12



元気だしてね~って言ってくれているみたいicon01



家族なのかなface06なんとなく。face05




街中に!こんなオアシスがあるんです。

本当に美しく、落ち着き、癒されるお寺です。
6月にはジャカランタの木が紫の美しい花を咲かせるそうです。
楽しみです。

宝泰寺 静岡県静岡市葵区伝馬町12-2










  


Posted by niconicori at 12:16Comments(0)お寺巡り 静岡県中部

2011年03月06日

自然と、文学と、仏様に囲まれた静寂なお寺 音羽山 清水寺 

JR静岡駅から、新静岡まで歩き、電車で5分ほど。音羽町駅から
5分程歩いたところに、

音羽山清水寺があります。

静岡県では数少ない、真言宗の寺院1559年当時今川八代守護大名氏輝の遺命により、家臣の朝比奈丹波の守元長が創建。

開山は、京都から迎えられた、尊寿院大僧正道因と伝えられている。

清水寺の由来は、この地の眺望が素晴らしく京都の音羽山清水寺に似ていたことや尊寿院大僧正道因が古都をしのんで名づけたといわれています。

本尊は千手観音尊 観音堂1棟と観音堂厨子1基が、県指定の建造物文化財となっているのですが、
規律が厳しい寺である為、観音堂、薬師堂などの一般公開はしていないとのこと。

門を入ると、一気に静寂に包まれます。






























階段を上ると、寛永12年に造られた、梵鐘があります。
大きくて立派です。






























さらに階段を上ると、
安土桃山時代の建築様式の鮮やかな極彩色の観音堂があります。
徳川家康が建立したとのことです。
とても綺麗です。







美しく描かれた金剛力士にうっとり。キュートな金剛力士様




































また、境内は、松尾芭蕉をはじめとした文学碑が沢山あります。




芭蕉の有名な句 

「駿河路や はなたちばなも 茶のにほひ」の句碑があり。

静寂につつまれた境内とマッチしていて素敵です。





























そして本堂


日本の様式ですが、タイルなどは中国様式が取り入れられているのだとか。
モダンでおしゃれface06





























梵鐘の辺りから、山に登る横道がありましたので、先に進んでみます。
あちらこちらに、千手観音様や、聖観音様らしき石仏がいらっしゃいます。








登りきると、広い公園となっています。
ちょっとしたお散歩コースのようです。



木々の間から、静岡市内が見えます。
景色がいいです。

デートスポットにもいいかもicon06
































よく、静岡の山で見かけるみかんを運ぶ・・・。






























みかんの木。
レールで車に積んで運ぶほどの量では?と思います。






























先ほど登ってきた道とは別の道から、下山。

天狗の持ってる葉っぱが。
静寂な山ですから、天狗も居心地がいいはず。


下山してみると公園が。公園では、おじいちゃんたちが、将棋を楽しんでいらっしゃいました。
暖かいしほのぼの。


静岡の清水寺は、自然につつまれたほのぼの穏やかなお寺でした。

7月9日に清水祭が、行われたくさんの人が訪れるそうです。7月9日は、四万八千功徳日(しまんはっせんくどくにち)に当たる日で、この日に参拝すれば一生分の幸福がもらえるといわれています。

徳川家康が千手観音を寄進した際に、この観音様にあやかるため厄除け開運の大祈願を行ったのだとか。

瓦職人たちが花火を上げたのが始まりといわれていますface22


静岡市葵区音羽27-8 電話:054-246-9333
  


Posted by niconicori at 15:47Comments(6)お寺巡り 静岡県中部

2011年02月27日

円満なる微笑仏 木喰仏 十輪寺

曹洞宗 十輪寺 開創 1624年 

本尊 延命地蔵菩薩(家内安全、無病息災)

こちらには、文化財である、木喰上人作 高さ136センチ 子安地蔵菩薩と
高さ114センチの虚空蔵菩薩がいらっしゃいます。

木喰上人とは、江戸時代、特定の寺院や宗派に属さず、南は鹿児島、北は北海道まで、日本全国を旅し、訪れた先に一木造の仏像を刻んでプレゼントした遊行僧。
木喰上人の彫る仏像は、職人の作る伝統的な仏像ではなく、独自の技法と思いが込められた独創的
ですが、庶民に愛され親しまれた仏様です。

岡部の地には、木喰上人の円熟期 83歳に訪れ 無心の境地で彫った仏様がいらっしゃいます。icon12 

木喰仏のイメージ


わずか5日間で、作業している所には人を入れず集中して彫った2体の仏様。

穏やかな笑顔。やさしさ。木喰上人の魂が込められた仏様に感じました
自然の木の素材感がとても落ち着き、美しさも倍増させていました。

素敵な仏様face23
無条件にやさしい気持ちになります。

こころがやさしくなりリセットできる仏様ですface06


お堂はとても立派。


今日は写経のお教室があるそうで、沢山の方が集まっていました。

写経会は第四日曜日にあるそうです。

ここ十輪寺さんは、自然に溶け込む美しいお寺です。
白木蓮の木がとても淡い芽をつけていました。

そして周りの山々も穏やかです。

十輪寺さんは、自然と笑顔になるお寺ですface21



十輪寺 静岡県藤枝市岡部町三輪925
    tel 054-667-0339





  


Posted by niconicori at 21:50Comments(5)お寺巡り 静岡県中部

2011年02月27日

日本一大きな千手観音 大覚寺全珠院

静岡県焼津市大覚寺全珠院には、
日本一大きい千手観音様がいらっしゃいます。

何度も訪れておりますが、何度通っても美しい千手観音様
とても素敵です。

曹洞宗大覚寺全珠院は、850年、伝弘法大師作薬師如来を本尊として真言宗として開創されました。
天災地変を受け大覚寺の法灯は998年、荘園郷主大覚寺屋敷「本家 槇田家」の菩提寺として天台宗善修庵にひきつがれます。
1553年曹洞宗全珠院に改められ、現在に至るとても歴史の長いお寺です。
2003年新たに本尊となった、千手観音様のが日本一の千手観音様です。
千年の幸福を祈り、千年続く仏像をつくりたいという発願のもと、著名な大仏師渡辺勢山が、独特の技法や木曽ヒノキにこだわり製作。千年耐え得る千手観音様となりました。
千手観音様は、千の手で、持物を持ち、人々のあらゆる願いを叶え、悩みから救ってくれる仏様です。
スーパーマンicon06
新しいお堂を入ると、美しい千手観音様がすぐにいらっしゃいます。
千手観音に見とれ、靴を脱ぐのも忘れ、しばし立って拝観。
像高4.2メートル、仏頭1.8メートルという大きさで、やさしく微笑んでいるお姿
拝まずにはいられないです。
千手観音様は、正面、側面、お堂の2階にあがり同じ目線から拝見することができます。
どの角度からも、美しく優しさに満ち溢れた姿。
特に真下からは、迫力といい、圧倒されるものがあります。
時間を忘れ、夢中になりますface06
こちらのお堂では、数珠、お守りなどが売られており、
どんなものがあるかなとワクワク。
悩んだ末、お守りを購入しました。
そんな姿も千手観音様に見られている気がして恥ずかしかったです。
癒され、時を忘れる千手観音様です。
  


Posted by niconicori at 01:10Comments(2)お寺巡り 静岡県中部