2012年02月29日
伊豆下田仏像めぐりの旅~♪その5 上原仏教美術館
伊豆下田仏像めぐりの旅次は、上原仏教美術館です。
仏教美術専門の美術館です。
常設展では、明治から昭和にかけて制作された一木造の仏像群、130体あまりが展示されています。
圧倒されます~
平安時代の十一面観音立像、鎌倉時代の阿弥陀如来立像などの展示もされています。
そして、今回楽しみにしていたのは、
新春特別陳列
午前中に、拝観した、南禅寺所蔵の平安時代の二天立像が
展示されていました。
勢いのあるバランスのいい立ち姿
惚れるわ~
学芸員さんのお話では、ドイツの美術館で展示されたことがあり、好評だったそうです♪
なんとグローバルな
また、松崎町にある吉田寺の、阿弥陀三尊像と毘沙門天が展示されていました。
慶派らしい端正な顔だちをされています。
あれ?脇侍が地蔵菩薩様です。
阿弥陀三尊の脇侍は、勢至菩薩、観音菩薩が一般的であるのです。
このような、阿弥陀三尊形式の仏様が、同じ松崎町の西法寺にもいらっしゃるのだそうです。
脇侍が地蔵菩薩の阿弥陀三尊様は、日本に十体ほどしか確認されていないそうで、
その二体が伊豆に?
地域的な信仰でしょうか?
ミステリアスですな~。
そして、こんな素敵な本を購入しました
伊豆の南部だけの仏像の調査報告書!
後日ホームページを見たら、在庫残りわずかの表示が。
もしや、私たち一行が買ったからか?
見応え十分です。
上原仏教美術館ホームページ http://www.uehara-buddhismart.or.jp/index.html
仏教美術専門の美術館です。
常設展では、明治から昭和にかけて制作された一木造の仏像群、130体あまりが展示されています。
圧倒されます~
平安時代の十一面観音立像、鎌倉時代の阿弥陀如来立像などの展示もされています。
そして、今回楽しみにしていたのは、
新春特別陳列
午前中に、拝観した、南禅寺所蔵の平安時代の二天立像が
展示されていました。
勢いのあるバランスのいい立ち姿
惚れるわ~
学芸員さんのお話では、ドイツの美術館で展示されたことがあり、好評だったそうです♪
なんとグローバルな
また、松崎町にある吉田寺の、阿弥陀三尊像と毘沙門天が展示されていました。
慶派らしい端正な顔だちをされています。
あれ?脇侍が地蔵菩薩様です。
阿弥陀三尊の脇侍は、勢至菩薩、観音菩薩が一般的であるのです。
このような、阿弥陀三尊形式の仏様が、同じ松崎町の西法寺にもいらっしゃるのだそうです。
脇侍が地蔵菩薩の阿弥陀三尊様は、日本に十体ほどしか確認されていないそうで、
その二体が伊豆に?
地域的な信仰でしょうか?
ミステリアスですな~。
そして、こんな素敵な本を購入しました
伊豆の南部だけの仏像の調査報告書!
後日ホームページを見たら、在庫残りわずかの表示が。
もしや、私たち一行が買ったからか?
見応え十分です。
上原仏教美術館ホームページ http://www.uehara-buddhismart.or.jp/index.html
Posted by niconicori at 22:22│Comments(4)
│博物館
この記事へのコメント
以前、行ったことがあります。
思っていたよりも新しいものばかりでした。
このように特別展の時に行きたいですね。
様々な仏像の種類があることを学ぶには絶好の美術館であると思います。
美術館で思い出しましたが、来年1月2日より静岡市美術館で「近江巡礼 祈りの至宝展-滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美-」という展覧会が開催されます。
絶対にいい展覧会だと思います。
楽しみです。
思っていたよりも新しいものばかりでした。
このように特別展の時に行きたいですね。
様々な仏像の種類があることを学ぶには絶好の美術館であると思います。
美術館で思い出しましたが、来年1月2日より静岡市美術館で「近江巡礼 祈りの至宝展-滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美-」という展覧会が開催されます。
絶対にいい展覧会だと思います。
楽しみです。
Posted by もぐじ at 2012年03月06日 08:02
もぐじさんありがとうございます♪
上原仏教美術館は、常設展は新しいものばかりですが、企画展は、平安仏などが展示されます。
1月2日より静岡市美術館でそのような素敵な展示会があるのですか?
何度も足を運びそうです♪
素敵な情報ありがとうございます。
上原仏教美術館は、常設展は新しいものばかりですが、企画展は、平安仏などが展示されます。
1月2日より静岡市美術館でそのような素敵な展示会があるのですか?
何度も足を運びそうです♪
素敵な情報ありがとうございます。
Posted by niconicori at 2012年03月06日 20:56
こんにちは。初めてメールします。
上原仏教美術館には昨年行きました。73に髪を分けた猫顔の学芸員さんが熱心に説明してくださりまして、このお地蔵さんが入った阿弥陀三尊像は平安時代末期にちょっとした流行だったようです。
観音様がこの世(現世)の衆生の悩みを聞き届け、お地蔵様はあの世(当世)の衆生の苦しみを救ってくださる仏様ですから、お二方をチームにすれば生きている時も死んでからも安心、安心というわけですね。
分け猫さんの話によると、信者の方が阿弥陀三尊を作ったので開眼供養をしてくれと頼まれた法然上人。行ってみると勢至菩薩ではなくお地蔵様だったので、怒って帰ってしまったという話があるそうです。
ああ、そうか。法然上人は幼名が「勢至丸」で、勢至菩薩の生まれ変わりといわれた人ですものねえ。怒るわけだ。
分け猫さんの解説はとても面白いので、機会があったらぜひご再訪下さい。
上原仏教美術館には昨年行きました。73に髪を分けた猫顔の学芸員さんが熱心に説明してくださりまして、このお地蔵さんが入った阿弥陀三尊像は平安時代末期にちょっとした流行だったようです。
観音様がこの世(現世)の衆生の悩みを聞き届け、お地蔵様はあの世(当世)の衆生の苦しみを救ってくださる仏様ですから、お二方をチームにすれば生きている時も死んでからも安心、安心というわけですね。
分け猫さんの話によると、信者の方が阿弥陀三尊を作ったので開眼供養をしてくれと頼まれた法然上人。行ってみると勢至菩薩ではなくお地蔵様だったので、怒って帰ってしまったという話があるそうです。
ああ、そうか。法然上人は幼名が「勢至丸」で、勢至菩薩の生まれ変わりといわれた人ですものねえ。怒るわけだ。
分け猫さんの解説はとても面白いので、機会があったらぜひご再訪下さい。
Posted by ごうさんぜ at 2013年04月21日 23:13
初めまして。
今度の金曜(10/10)に東京からオートバイで観に行く予定です。
仏教専門ってところが珍しいですね。
天気よければいいな。
他の場所の仏像も観たいなぁ。
今度の金曜(10/10)に東京からオートバイで観に行く予定です。
仏教専門ってところが珍しいですね。
天気よければいいな。
他の場所の仏像も観たいなぁ。
Posted by だいにちにょらい at 2014年10月07日 07:27