2016年06月12日
仏像本
ご無沙汰しております。
現在子育て奮闘中静岡仏女でございます。
ゆっくり仏像めぐりやブログ更新できるまでに至らない日々を送っておりますが、少しでも時間が
あれば仏像本を眺めてニヤニヤ至福の時を過ごしております
最近仏像本を整理し始めました。整理しつつ手が止まり、
「ああ癒される」
本屋さんで購入できる仏像本も大好きですが、
仏像に逢いに行った際に購入した本や図録、機関等に連絡して
取り寄せた本などは宝物です。
大体このような本は発行部数が限られていたり、ここでしか買えないなど。
そんなところにも魅力を感じてしまう。



上原仏教美術館で購入した本 伊豆の仏像が詳しく掲載されています。


なんといっても静岡県教育委員会の本。見過ぎて紙がとれてしまっている。
やっぱり本を見ているだけより本物に逢いに行きたい!
仏像も子育ても本物を見ることは素晴らしいですよね。
と、うま~く?子育てにも結び付けたところで
久しぶりのブログ更新のごあいさつでした。
仏像巡り再開!ブログ更新再開!日々目論んでおりますので
再開した際は、温かい目で御覧いただけるとありがたいです
現在子育て奮闘中静岡仏女でございます。
ゆっくり仏像めぐりやブログ更新できるまでに至らない日々を送っておりますが、少しでも時間が
あれば仏像本を眺めてニヤニヤ至福の時を過ごしております

最近仏像本を整理し始めました。整理しつつ手が止まり、
「ああ癒される」
本屋さんで購入できる仏像本も大好きですが、
仏像に逢いに行った際に購入した本や図録、機関等に連絡して
取り寄せた本などは宝物です。
大体このような本は発行部数が限られていたり、ここでしか買えないなど。
そんなところにも魅力を感じてしまう。
上原仏教美術館で購入した本 伊豆の仏像が詳しく掲載されています。
なんといっても静岡県教育委員会の本。見過ぎて紙がとれてしまっている。
やっぱり本を見ているだけより本物に逢いに行きたい!
仏像も子育ても本物を見ることは素晴らしいですよね。
と、うま~く?子育てにも結び付けたところで
久しぶりのブログ更新のごあいさつでした。
仏像巡り再開!ブログ更新再開!日々目論んでおりますので
再開した際は、温かい目で御覧いただけるとありがたいです

2013年08月06日
素晴らしい仏像群!建穂寺 千手観音様御開帳
JR静岡駅から車で20分ほどの場所に、建穂寺の観音堂はあります。
654~669年に道昭法師によって開基された真言宗の古刹です。
奈良時代には行基が中興となり、鎌倉時代以降には久遠寺とともに駿河国の中心として、大伽藍を構え、栄えた大寺院であったそうです。
現在は廃仏毀釈の影響で再建された観音堂に収められている仏像を、建穂町内会の皆様が大切に守られています。
駿河七観音のひとつでもあります。
8月4日は一年に一度の千手観音様の御開帳という情報をいただき、伺いました。
町内会の方が、温かく迎い入れてくださり丁寧に説明をしてくださいました。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
また、この御開帳情報をご連絡くださった「くるみぼたんととんからり」様ありがとうございました。
観音堂の中に入るとおお!す、すごい!これでもかというほどの素晴らしい仏像群に圧倒されます
宝箱
じっくり拝見したら一日では足りない。。。
こうやって仏様に出会えるのも奇跡ですよね。守ってくださっている町内会の皆様に感謝です。
千手観音菩薩(御開帳)

桃山時代の千手観音様です。
切れ長のお上品なお顔をされています。やさしく包み込んでくださるような癒し系。
千手観音菩薩 御前立
御前立の千手観音様は、これまた癒し系。
すっとしたお顔と遠くを見据える目。しばしくぎ付けになりました。
お話によると、戦乱や廃仏の際、守るために移動しているうちに、御前立の観音様が本尊で、厨子の中にいらっしゃる観音様と入れ替わったのではないかという興味深いお話を伺いました。
言われてみれば、厨子の中の観音様はぎりぎりに安置されているような気もします。
不動明王 (静岡県指定文化財)

鎌倉時代の仏像で、運慶の流れを引く慶派の仏像とみられるのだそうです。
それにしても、イケメンな鋭いお顔ですよね。
腰つきと言い、堂々とした不動明王様。
安定感抜群の足を見ると安心する~髪型と言い願成就院の不動明王様と共通する風を感じます。
慶派の不動明王様はやっぱり萌えますな

木造伝阿弥陀如来坐像(静岡市有形文化財)

鎌倉時代の阿弥陀様
細部まで修復されたお話を伺うことができました。
台座も綺麗によみがえったのだそうです。
美しくやさしい阿弥陀様にうっとりします。
説法印をされているやわらかな手がとっても素敵です。ポっ
それにしても沢山の仏像群。
どれだけ大きな規模のお寺だったことか!




建穂寺は、寺と神社が一緒にある神仏が一緒にいらっしゃる寺だったのだそうです。
建穂寺と地名の服織(はとり)という地も、秦氏と関連があり、養蚕と機織り技術が広まった歴史ある場所です。
とても興味深い地です。
そしてその地で、こんなにも素晴らしい仏像群に出会えたことに感謝です。
建穂観音堂
静岡市葵区建穂2丁目12番6号
拝観には事前連絡が必要です。
654~669年に道昭法師によって開基された真言宗の古刹です。
奈良時代には行基が中興となり、鎌倉時代以降には久遠寺とともに駿河国の中心として、大伽藍を構え、栄えた大寺院であったそうです。
現在は廃仏毀釈の影響で再建された観音堂に収められている仏像を、建穂町内会の皆様が大切に守られています。
駿河七観音のひとつでもあります。
8月4日は一年に一度の千手観音様の御開帳という情報をいただき、伺いました。
町内会の方が、温かく迎い入れてくださり丁寧に説明をしてくださいました。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
また、この御開帳情報をご連絡くださった「くるみぼたんととんからり」様ありがとうございました。
観音堂の中に入るとおお!す、すごい!これでもかというほどの素晴らしい仏像群に圧倒されます

じっくり拝見したら一日では足りない。。。
こうやって仏様に出会えるのも奇跡ですよね。守ってくださっている町内会の皆様に感謝です。
千手観音菩薩(御開帳)
桃山時代の千手観音様です。
切れ長のお上品なお顔をされています。やさしく包み込んでくださるような癒し系。
千手観音菩薩 御前立
御前立の千手観音様は、これまた癒し系。
すっとしたお顔と遠くを見据える目。しばしくぎ付けになりました。
お話によると、戦乱や廃仏の際、守るために移動しているうちに、御前立の観音様が本尊で、厨子の中にいらっしゃる観音様と入れ替わったのではないかという興味深いお話を伺いました。
言われてみれば、厨子の中の観音様はぎりぎりに安置されているような気もします。
不動明王 (静岡県指定文化財)
鎌倉時代の仏像で、運慶の流れを引く慶派の仏像とみられるのだそうです。
それにしても、イケメンな鋭いお顔ですよね。
腰つきと言い、堂々とした不動明王様。
安定感抜群の足を見ると安心する~髪型と言い願成就院の不動明王様と共通する風を感じます。
慶派の不動明王様はやっぱり萌えますな

木造伝阿弥陀如来坐像(静岡市有形文化財)
鎌倉時代の阿弥陀様
細部まで修復されたお話を伺うことができました。
台座も綺麗によみがえったのだそうです。
美しくやさしい阿弥陀様にうっとりします。
説法印をされているやわらかな手がとっても素敵です。ポっ

それにしても沢山の仏像群。
どれだけ大きな規模のお寺だったことか!
建穂寺は、寺と神社が一緒にある神仏が一緒にいらっしゃる寺だったのだそうです。
建穂寺と地名の服織(はとり)という地も、秦氏と関連があり、養蚕と機織り技術が広まった歴史ある場所です。
とても興味深い地です。
そしてその地で、こんなにも素晴らしい仏像群に出会えたことに感謝です。
建穂観音堂
静岡市葵区建穂2丁目12番6号
拝観には事前連絡が必要です。
2013年06月09日
仏縁 臨済寺の寺コンにて
以前節分祈祷会に参加した臨済寺に、訪れました。
普段は修行寺として一般公開されていない臨済寺、なかなか中まで足を踏み入れることのできる
機会はありません。
(臨済寺さんについては以前のブログをご覧ください。)http://butsujyo.eshizuoka.jp/e861759.html
そんな臨済寺でなんと!お寺婚活会が開かれていました。
特別拝観できてなおかつ、精進料理も楽しむことができる婚活会。素敵過ぎます。
私は参加資格がないので、中に入って拝観はできませんでしたが、外からあの徳川家康の持仏と言われている
摩利支天(まりしてん)ではないか!!という仏像が。うんきっとそう。(思い込みですけど)
遠目からでも素敵な仏様のオーラがわかりますもの。ち、近くで見たい~
萌えな仏像みれてそのあと精進料理て、いたれりつくせりやんっ!いいなあ~
人気あるはずです。
足を踏み入れることのできる場所を、じっくり堪能しました。
相変わらずかっこいい仁王さん♪仏敵は一切入れない強い意志が現れていますよね。
迫力満点です~。


そして、筆を持った菩薩様。風貌はちょっと雲中供養菩薩様のようなやわらかい美しい感じ。
仏様については特に説明書きなどなく、ミステリアスでしたので、機会があったら聞いてみたいと思います。

そしてそしてこちらが、臨済寺の有名な鬼階段からの本堂!

こんな癒しの空間で過ごしたら気持ちも穏やかになって、そりゃいい縁に恵まれそうだ!
今回の寺婚活会の主催者「吉縁会」の方にお話を聞くことができました。
仏縁をつくるという目的でこのような会を開催したところ、問い合わせ殺到で、すでに9回
このようなイベントを開催されているそうですが、毎回大人気なんだそうです。
会員数1600名ってすごい。
最近は、ひととひととの縁が薄れていく時代、吉縁会では、婚活だけに限らずいろいろな縁がつながって欲しい!そんな願いが込められているそうです。
とにかく仏縁ってありがたいですよね。
吉縁会のホームページはこちらです。
http://www.kitien.com/index.html
普段は修行寺として一般公開されていない臨済寺、なかなか中まで足を踏み入れることのできる
機会はありません。
(臨済寺さんについては以前のブログをご覧ください。)http://butsujyo.eshizuoka.jp/e861759.html
そんな臨済寺でなんと!お寺婚活会が開かれていました。
特別拝観できてなおかつ、精進料理も楽しむことができる婚活会。素敵過ぎます。
私は参加資格がないので、中に入って拝観はできませんでしたが、外からあの徳川家康の持仏と言われている
摩利支天(まりしてん)ではないか!!という仏像が。うんきっとそう。(思い込みですけど)
遠目からでも素敵な仏様のオーラがわかりますもの。ち、近くで見たい~

萌えな仏像みれてそのあと精進料理て、いたれりつくせりやんっ!いいなあ~

足を踏み入れることのできる場所を、じっくり堪能しました。
相変わらずかっこいい仁王さん♪仏敵は一切入れない強い意志が現れていますよね。
迫力満点です~。
そして、筆を持った菩薩様。風貌はちょっと雲中供養菩薩様のようなやわらかい美しい感じ。
仏様については特に説明書きなどなく、ミステリアスでしたので、機会があったら聞いてみたいと思います。
そしてそしてこちらが、臨済寺の有名な鬼階段からの本堂!
こんな癒しの空間で過ごしたら気持ちも穏やかになって、そりゃいい縁に恵まれそうだ!
今回の寺婚活会の主催者「吉縁会」の方にお話を聞くことができました。
仏縁をつくるという目的でこのような会を開催したところ、問い合わせ殺到で、すでに9回
このようなイベントを開催されているそうですが、毎回大人気なんだそうです。
会員数1600名ってすごい。
最近は、ひととひととの縁が薄れていく時代、吉縁会では、婚活だけに限らずいろいろな縁がつながって欲しい!そんな願いが込められているそうです。
とにかく仏縁ってありがたいですよね。
吉縁会のホームページはこちらです。
http://www.kitien.com/index.html
2013年06月01日
仏像巡り復活!相変わらずイケメン仏様 新光明寺別院
久しぶりに仏像巡りに( ´ ▽ ` )ノ
新光明寺別院は、静岡駅から徒歩5分程の街中のビルの最上階
快慶作と言われる、凛々しい阿弥陀如来様がいらっしゃいます。
その堂々としたお姿は
角度によって優しいまなざしに見えたり、厳しくしかってくれている表情に見えたり。
まるで自分のこころの鏡のように感じてしまう阿弥陀様にお会いすることは、少し恥ずかしいような気持ちです。
しばらく仏像巡りをおやすみしていた私。
今回のお参りは、私自身出産など、生活の変化がある中で
どんな表情を見せてくださるのかとドキドキでした。
以前訪れた際のブログです。http://butsujyo.eshizuoka.jp/c34615_2.html
お寺の女性の方に笑顔で快く案内いただいて、ゆっくりと仏様に近づきました。
そこには以前と変わらない、阿弥陀様がいらっしゃいました!
優しく、そして厳しいそのままの仏様。
そして相変わらずのイケメン
日々の生活に追われていたこと。自分を振り返る暇もなかったこと。その他もろもろ一瞬にして洗い流された様な不思議な感覚。
「ささささ~」と流された音が聞こえてくるくらい。
阿弥陀如来様!
さすがっす。
こうやって再び阿弥陀様にお会いできることがまたありがたやー。
仏像巡りバンザイ!
ゆっくりペースですがまた魅力的な仏像をご紹介させていただけるよう仏像巡りを続けて行きたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
今後ともよろしくお願いします。
もうすぐ生後半年になる息子もお参りさせていただきました。
親子で仏女、いやこれって仏親子?
新光明寺別院は、静岡駅から徒歩5分程の街中のビルの最上階
快慶作と言われる、凛々しい阿弥陀如来様がいらっしゃいます。
その堂々としたお姿は
角度によって優しいまなざしに見えたり、厳しくしかってくれている表情に見えたり。
まるで自分のこころの鏡のように感じてしまう阿弥陀様にお会いすることは、少し恥ずかしいような気持ちです。
しばらく仏像巡りをおやすみしていた私。
今回のお参りは、私自身出産など、生活の変化がある中で
どんな表情を見せてくださるのかとドキドキでした。
以前訪れた際のブログです。http://butsujyo.eshizuoka.jp/c34615_2.html
お寺の女性の方に笑顔で快く案内いただいて、ゆっくりと仏様に近づきました。
そこには以前と変わらない、阿弥陀様がいらっしゃいました!
優しく、そして厳しいそのままの仏様。
そして相変わらずのイケメン

日々の生活に追われていたこと。自分を振り返る暇もなかったこと。その他もろもろ一瞬にして洗い流された様な不思議な感覚。
「ささささ~」と流された音が聞こえてくるくらい。
阿弥陀如来様!
さすがっす。
こうやって再び阿弥陀様にお会いできることがまたありがたやー。
仏像巡りバンザイ!
ゆっくりペースですがまた魅力的な仏像をご紹介させていただけるよう仏像巡りを続けて行きたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
今後ともよろしくお願いします。
もうすぐ生後半年になる息子もお参りさせていただきました。
親子で仏女、いやこれって仏親子?
タグ :仏女.静岡仏像.寺.新光明寺別院
2013年05月30日
ブツリョーシカデビュー
ご無沙汰しております。
静岡は梅雨入りしましたね。
仏像めぐりをお休みしている間に、マトリョーシカならぬブツリョーシカがめでたくデビューしました♪
ロシア雑貨のお店 ルイノク2さんにて、販売していただいてます。気が向いたらご覧ください♪
http://item.rakuten.co.jp/ruinok-2/c/0000000592/
そろそろ仏女も再開したいです。我が家の仏男とともに♪


静岡は梅雨入りしましたね。
仏像めぐりをお休みしている間に、マトリョーシカならぬブツリョーシカがめでたくデビューしました♪
ロシア雑貨のお店 ルイノク2さんにて、販売していただいてます。気が向いたらご覧ください♪
http://item.rakuten.co.jp/ruinok-2/c/0000000592/
そろそろ仏女も再開したいです。我が家の仏男とともに♪

タグ :ブツリョーシカ
2013年03月05日
しずおか〇ごとワイド!「仏女に聞く国宝の魅力」静岡東部仏が熱い!
ご無沙汰してしまい申し訳ございません!
昨年、マトリョーシカ人形を作っていたら、赤ちゃんを授かりました。
妊娠、出産の為しばらくお休みさせていただいておりました
只今生後二か月となりました。ご心配おかけして申し訳ございません。
伊豆、願成就院の運慶仏5体が国宝指定されるとのことで、静岡仏盛り上がってますね。
願成就院
http://www8.plala.or.jp/daisho/kamakura/ganjyojyuin.htm
そんなうれしいニュースが流れる最近の静岡仏像ですが、
僭越ながら、あの静岡の人気番組!しずおか〇ごとワイドさん(静岡第一テレビ)に、静岡仏女も出させていただきました。
あの毘沙門天界のカリスマ!愛しの願成就院毘沙門天についてお話させていただいて恐悦至極でございまする~。
それにしても、今静岡東部仏が熱いですよね。昨年はかんなみ仏の里美術館、今年は、河津ならんだの里展示館が出来ました。
いままで、町内会の方が大切に守ってこられた、仏像を身近に感じられる施設です。
かんなみ仏の里美術館
http://www.kannami-museum.jp/
河津ならんだの里展示館
http://mainichi.jp/search/index.html?q=%E6%B2%B3%E6%B4%A5%E3%81%AA%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%AE%E9%87%8C&r=reflink
子育て落ち着いたら、仏像めぐり復活させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。

昨年、マトリョーシカ人形を作っていたら、赤ちゃんを授かりました。
妊娠、出産の為しばらくお休みさせていただいておりました

只今生後二か月となりました。ご心配おかけして申し訳ございません。
伊豆、願成就院の運慶仏5体が国宝指定されるとのことで、静岡仏盛り上がってますね。
願成就院
http://www8.plala.or.jp/daisho/kamakura/ganjyojyuin.htm
そんなうれしいニュースが流れる最近の静岡仏像ですが、
僭越ながら、あの静岡の人気番組!しずおか〇ごとワイドさん(静岡第一テレビ)に、静岡仏女も出させていただきました。
あの毘沙門天界のカリスマ!愛しの願成就院毘沙門天についてお話させていただいて恐悦至極でございまする~。

それにしても、今静岡東部仏が熱いですよね。昨年はかんなみ仏の里美術館、今年は、河津ならんだの里展示館が出来ました。
いままで、町内会の方が大切に守ってこられた、仏像を身近に感じられる施設です。
かんなみ仏の里美術館
http://www.kannami-museum.jp/
河津ならんだの里展示館
http://mainichi.jp/search/index.html?q=%E6%B2%B3%E6%B4%A5%E3%81%AA%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%AE%E9%87%8C&r=reflink
子育て落ち着いたら、仏像めぐり復活させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
2012年03月07日
お堂で讃美歌♪桑原薬師堂
JR函南町駅から歩いて、20分程の場所に、桑原薬師堂はあります。
こちらの薬師堂の仏様は、4月にオープンするかんなみ仏の里美術館に移動されるという話を聞き、
お堂で拝観できる最後のチャンスだと思い、急に思い立って出かけました。

函南町駅を出てしばらく歩くと、山道にさしかかります。
登り道は、坂がきつく、しんどいですが、のどかな風景に癒されます。

静岡のお寺めぐりの醍醐味でしょうか。山をのぼりきった場所に、富士山が見えました♪

歩いて20分くらいで、だんだんとパワースポットな雰囲気が漂いはじめました。

桑原薬師堂



庫裡をたずねてみると、お堂の拝観は、すでに1月いっぱいで終了してしまったそうで、
2月は函南町の管理になっているため、お堂を開けることができないのだそう。
がが~ん!
絶対拝観できると思い込んできたのに。
しかし!
今日は、お堂の検査があるので、少し待っていただければ
確認ができれば、入れるかもしれないということを教えていただきました。
本当にありがたいチャンスに、胸躍らせてしばらく待ちました。

待っている際に、男性と女性のおふたり組が私と同じように拝観に見えたので、
お二人と意気投合し、仏像やお城などの話に花を咲かせてわくわくしながら待ちました。
少しして、お寺の奥様が、穏やかなやさしい笑顔で
「あなたたち本当にラッキーね」と言いながら、お堂を案内してくださいました♪
手にはポットや、ストーブやたくさんの荷物を持たれていました。
それは、お堂が寒いから暖かくしてくれるために奥様が用意してくださったものでした
静寂に包まれたお堂の扉を開けてもらうと、なんだかとっても神聖な空気があふれ出してくる気がしました。

阿弥陀三尊像は、胎内銘より、慶派の「実慶」作とわかったそうです。
桧一木造で、目には水晶がはめ込まれ、表面は漆を塗り、金箔を押し当てる、漆箔です。
台座は、鎌倉時代のもので、細部まで力強く彫られており、高く評価されているのだそうです。

きりっとした端正なお顔立ち。芸術的であり、力強さに圧倒されます。
イギリスの大英博物館にも展示されたことがあるそうで、大好評だったそうです。納得です。

以前は秘仏とされていた、ご本尊の薬師如来様の扉も開けてくださいました。
扉を、開けた瞬間、鳥肌がたつ感触。言葉に説明できない何かを感じずにはいられない気分になりました。
(私、霊感はないのですが。)

ご本尊様、薬師如来様です。
平安時代のカヤ材一木造りです。
薬師如来様の前には、月光、日光菩薩様と囲むように十二神将がいらっしゃいます。

なんて神々しいんだろう。体全体から、光を発しているように感じます。
ずっとこのお堂でお薬師さんのそばにいたいなあ~と感じました。お堂に、宿泊したいくらい!
十二神将も、かなりのイケメンです。江戸時代の修復の際、彩色を施されましたが、現在、順番に修復の際、元の姿に戻しているそうです。
こちらは修復された十二神将です。力強くたくましいです。



お寺の奥様が、讃美歌のオルガン演奏をしてくださいました。
ただならぬ、薬師如来様、仏様の前で讃美歌。
美しい音色がお堂いっぱいに響きわたりました。
手作りのあたたかい薬草茶をいただきながら、このシチュエーション、うるっとしちゃいました。
(だって仏女だもん....涙がでちゃう。)
出会いは奇跡だということ。今ある一刻一刻が生きるということだということ。いろいろなお話も、聞かせてくださいました。
桑原薬師堂の仏様は、4月からかんなみ仏の里美術館で拝見することができます。
いままでは、町内会の方が大切に大切に守ってこられました。
桑原薬師堂で拝見することができないことが、少しさみしく思いましたが、
お堂から近い場所に、かんなみ仏の里美術館の新しい建物見えた時にはなんだかほっとしました。

素敵な出会いに感謝です。

かんなみ仏の里美術館は、2012年4月14日(土)オープンです♪ http://www.kannami-museum.jp/
こちらの薬師堂の仏様は、4月にオープンするかんなみ仏の里美術館に移動されるという話を聞き、
お堂で拝観できる最後のチャンスだと思い、急に思い立って出かけました。

函南町駅を出てしばらく歩くと、山道にさしかかります。
登り道は、坂がきつく、しんどいですが、のどかな風景に癒されます。

静岡のお寺めぐりの醍醐味でしょうか。山をのぼりきった場所に、富士山が見えました♪

歩いて20分くらいで、だんだんとパワースポットな雰囲気が漂いはじめました。

桑原薬師堂



庫裡をたずねてみると、お堂の拝観は、すでに1月いっぱいで終了してしまったそうで、
2月は函南町の管理になっているため、お堂を開けることができないのだそう。
がが~ん!
絶対拝観できると思い込んできたのに。
しかし!
今日は、お堂の検査があるので、少し待っていただければ
確認ができれば、入れるかもしれないということを教えていただきました。
本当にありがたいチャンスに、胸躍らせてしばらく待ちました。

待っている際に、男性と女性のおふたり組が私と同じように拝観に見えたので、
お二人と意気投合し、仏像やお城などの話に花を咲かせてわくわくしながら待ちました。
少しして、お寺の奥様が、穏やかなやさしい笑顔で
「あなたたち本当にラッキーね」と言いながら、お堂を案内してくださいました♪
手にはポットや、ストーブやたくさんの荷物を持たれていました。
それは、お堂が寒いから暖かくしてくれるために奥様が用意してくださったものでした

静寂に包まれたお堂の扉を開けてもらうと、なんだかとっても神聖な空気があふれ出してくる気がしました。

阿弥陀三尊像は、胎内銘より、慶派の「実慶」作とわかったそうです。
桧一木造で、目には水晶がはめ込まれ、表面は漆を塗り、金箔を押し当てる、漆箔です。
台座は、鎌倉時代のもので、細部まで力強く彫られており、高く評価されているのだそうです。

きりっとした端正なお顔立ち。芸術的であり、力強さに圧倒されます。
イギリスの大英博物館にも展示されたことがあるそうで、大好評だったそうです。納得です。


以前は秘仏とされていた、ご本尊の薬師如来様の扉も開けてくださいました。
扉を、開けた瞬間、鳥肌がたつ感触。言葉に説明できない何かを感じずにはいられない気分になりました。
(私、霊感はないのですが。)

ご本尊様、薬師如来様です。
平安時代のカヤ材一木造りです。
薬師如来様の前には、月光、日光菩薩様と囲むように十二神将がいらっしゃいます。

なんて神々しいんだろう。体全体から、光を発しているように感じます。
ずっとこのお堂でお薬師さんのそばにいたいなあ~と感じました。お堂に、宿泊したいくらい!
十二神将も、かなりのイケメンです。江戸時代の修復の際、彩色を施されましたが、現在、順番に修復の際、元の姿に戻しているそうです。
こちらは修復された十二神将です。力強くたくましいです。



お寺の奥様が、讃美歌のオルガン演奏をしてくださいました。
ただならぬ、薬師如来様、仏様の前で讃美歌。
美しい音色がお堂いっぱいに響きわたりました。
手作りのあたたかい薬草茶をいただきながら、このシチュエーション、うるっとしちゃいました。
(だって仏女だもん....涙がでちゃう。)
出会いは奇跡だということ。今ある一刻一刻が生きるということだということ。いろいろなお話も、聞かせてくださいました。
桑原薬師堂の仏様は、4月からかんなみ仏の里美術館で拝見することができます。
いままでは、町内会の方が大切に大切に守ってこられました。
桑原薬師堂で拝見することができないことが、少しさみしく思いましたが、
お堂から近い場所に、かんなみ仏の里美術館の新しい建物見えた時にはなんだかほっとしました。

素敵な出会いに感謝です。

かんなみ仏の里美術館は、2012年4月14日(土)オープンです♪ http://www.kannami-museum.jp/
2012年03月01日
伊豆下田仏像めぐりの旅~♪その6 稲田寺
伊豆下田仏像めぐりの旅最終地点は、稲田寺です。
下田駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
こちらには、平安時代後期 丈六の阿弥陀如来様がいらっしゃいます。
奥州平泉へ運ぶ途中で、事情があり降ろされたとも言われています。

すごく素敵な雰囲気。やさしいまなざしで、人を癒し、時を過ごして来られたのでしょう。

そしてそして思わずかけよってしまったのが、こちらの脇侍♪
キュートすぎる


ウインクしてます。←しているように見えているだけです。

手の力の入れ方もかわいい~萌えええええ~


クライマックスにふさわしいおだやかでやさしい仏様でした。
伊豆下田の旅とても楽しかったです。
仏像を好きな皆様と旅させていただくと
いろいろな発見があり、お話できて、勉強させていただいて、より深みをまし、とても楽しいです。
ありがとうございました
そして今回の旅を細部に渡り計画してくださった、かーつさんに改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました♪
下田駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
こちらには、平安時代後期 丈六の阿弥陀如来様がいらっしゃいます。
奥州平泉へ運ぶ途中で、事情があり降ろされたとも言われています。

すごく素敵な雰囲気。やさしいまなざしで、人を癒し、時を過ごして来られたのでしょう。

そしてそして思わずかけよってしまったのが、こちらの脇侍♪
キュートすぎる



ウインクしてます。←しているように見えているだけです。

手の力の入れ方もかわいい~萌えええええ~


クライマックスにふさわしいおだやかでやさしい仏様でした。
伊豆下田の旅とても楽しかったです。
仏像を好きな皆様と旅させていただくと
いろいろな発見があり、お話できて、勉強させていただいて、より深みをまし、とても楽しいです。
ありがとうございました

そして今回の旅を細部に渡り計画してくださった、かーつさんに改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました♪
2012年02月29日
伊豆下田仏像めぐりの旅~♪その5 上原仏教美術館
伊豆下田仏像めぐりの旅次は、上原仏教美術館です。
仏教美術専門の美術館です。

常設展では、明治から昭和にかけて制作された一木造の仏像群、130体あまりが展示されています。

圧倒されます~

平安時代の十一面観音立像、鎌倉時代の阿弥陀如来立像などの展示もされています。


そして、今回楽しみにしていたのは、
新春特別陳列
午前中に、拝観した、南禅寺所蔵の平安時代の二天立像が
展示されていました。
勢いのあるバランスのいい立ち姿
惚れるわ~
学芸員さんのお話では、ドイツの美術館で展示されたことがあり、好評だったそうです♪
なんとグローバルな
また、松崎町にある吉田寺の、阿弥陀三尊像と毘沙門天が展示されていました。
慶派らしい端正な顔だちをされています。
あれ?脇侍が地蔵菩薩様です。
阿弥陀三尊の脇侍は、勢至菩薩、観音菩薩が一般的であるのです。
このような、阿弥陀三尊形式の仏様が、同じ松崎町の西法寺にもいらっしゃるのだそうです。
脇侍が地蔵菩薩の阿弥陀三尊様は、日本に十体ほどしか確認されていないそうで、
その二体が伊豆に?
地域的な信仰でしょうか?
ミステリアスですな~。
そして、こんな素敵な本を購入しました
伊豆の南部だけの仏像の調査報告書!

後日ホームページを見たら、在庫残りわずかの表示が。
もしや、私たち一行が買ったからか?
見応え十分です。


上原仏教美術館ホームページ http://www.uehara-buddhismart.or.jp/index.html
仏教美術専門の美術館です。

常設展では、明治から昭和にかけて制作された一木造の仏像群、130体あまりが展示されています。

圧倒されます~


平安時代の十一面観音立像、鎌倉時代の阿弥陀如来立像などの展示もされています。


そして、今回楽しみにしていたのは、
新春特別陳列
午前中に、拝観した、南禅寺所蔵の平安時代の二天立像が
展示されていました。
勢いのあるバランスのいい立ち姿

惚れるわ~
学芸員さんのお話では、ドイツの美術館で展示されたことがあり、好評だったそうです♪
なんとグローバルな

また、松崎町にある吉田寺の、阿弥陀三尊像と毘沙門天が展示されていました。
慶派らしい端正な顔だちをされています。
あれ?脇侍が地蔵菩薩様です。
阿弥陀三尊の脇侍は、勢至菩薩、観音菩薩が一般的であるのです。
このような、阿弥陀三尊形式の仏様が、同じ松崎町の西法寺にもいらっしゃるのだそうです。
脇侍が地蔵菩薩の阿弥陀三尊様は、日本に十体ほどしか確認されていないそうで、
その二体が伊豆に?
地域的な信仰でしょうか?
ミステリアスですな~。
そして、こんな素敵な本を購入しました

伊豆の南部だけの仏像の調査報告書!
後日ホームページを見たら、在庫残りわずかの表示が。
もしや、私たち一行が買ったからか?

見応え十分です。
上原仏教美術館ホームページ http://www.uehara-buddhismart.or.jp/index.html
2012年02月24日
伊豆下田仏像めぐりの旅~♪その4 天神神社
伊豆下田仏像めぐりの旅
次に訪れたのは、天神神社です。
おお~♪この階段は趣あるけど、長い!

登った先はこんな感じ♪

真ん中のお堂が、天神神社
の本堂。
そして左側の、大きなガラス張りの収蔵庫に大日如来様と四天王が安置されています。
神社に、仏像が?
というのは、もともと、こちらの大日如来は蓮台寺という廃寺にあったもので、天神神社に移された
のだそうです。
神様も仏様も仲良く共存している
日本って改めてセンスのある国だなあと思います。

大日如来様は、慶派の仏様だということです。切れ長の穏やかなお顔。
美しい宝冠を戴いています。美しい~。
四天王は、制作時期の異なる2組から成っています。
後ろ側にいらっしゃる、持国天、多聞天が、平安末期から鎌倉時代作
前にいらっしゃるのは江戸時代作と言われています。
伝来があきらかではないそうです。
自然の中にある、ケースのような収蔵庫は、とってもゆったり、静かに仏様を拝見することができました。
こちらのご神木も美しいです。

この看板かわいい♪

下田市蓮台寺251
次に訪れたのは、天神神社です。
おお~♪この階段は趣あるけど、長い!

登った先はこんな感じ♪

真ん中のお堂が、天神神社
の本堂。
そして左側の、大きなガラス張りの収蔵庫に大日如来様と四天王が安置されています。
神社に、仏像が?

というのは、もともと、こちらの大日如来は蓮台寺という廃寺にあったもので、天神神社に移された
のだそうです。
神様も仏様も仲良く共存している

日本って改めてセンスのある国だなあと思います。

大日如来様は、慶派の仏様だということです。切れ長の穏やかなお顔。
美しい宝冠を戴いています。美しい~。
四天王は、制作時期の異なる2組から成っています。
後ろ側にいらっしゃる、持国天、多聞天が、平安末期から鎌倉時代作
前にいらっしゃるのは江戸時代作と言われています。
伝来があきらかではないそうです。
自然の中にある、ケースのような収蔵庫は、とってもゆったり、静かに仏様を拝見することができました。
こちらのご神木も美しいです。

この看板かわいい♪

下田市蓮台寺251